球形の荒野(松本清張作)

昔も昔大昔、私が意外と思いながらも、かなり夢中になって読んだ本!兄の本箱にあった本!ガダルカナル戦記とかインパール作戦といった戦記物や、推理小説がドカッと無造作に置かれていた彼の本箱なので、特別以外に感じた本でした。第二次大戦終結前に、戦争を早く終結させるために必死の覚悟で平和工作を行っていたスエーデン国での日本公使館の外交官の物語。工作中においても、本土決戦も厭わぬ武官らとの決死の戦い。終戦になっても、彼・野上顯一郎の努力は報われぬことなく、無きものとされ、地球という荒野を彷徨い続けた彼に身辺に起こった事件の数々。

 この戦争も前の戦争も、ロシア革命によるソヴィエト連邦成立も、元を糺せば、DSというごく一部の金融ユダヤ人が計画的に成し遂げた業なのに、真珠湾攻撃だって、うまーくあの人たちから仕掛けられた罠だったのに!現場というか末端の日本人同士がいきり立ち、殺しあう事なんか全然なかったに!本当に悪いのは、表になんか出て来ないのよ!話は変わるけど、最近ウクライナウクライナと頻発されるけど、映画「ひまわり」は、ウクライナを舞台としたものとか?ソフィアロレン演じる戦場から帰らぬ夫を戦地迄探し続け、見つけた夫は、もう別の家庭を持っていたという哀切に満ちた話や、「ドクトルジバゴ」にみられる、ロマノフ王朝を倒した後の惨状や、革命軍の空恐ろしい行動など、私は見ていておっかなくて仕方ありませんでした。DS のあの人たちが計画を遂行しなければ、あんな悲しくて切ないことは無かったでしょうに!現場での誰彼の問題ではなく極々一部のあの人たちの計画であったのに!

今日偶然に動画を見つけたので貼ります。部分的でもよいのでパラパラとザっとみていて頂ければと思います・・・・。

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